長良動物病院

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院長コラム
■院長 谷川のコラムのページです。

院長

2010.8.11気管虚脱

特にワンちゃんでは気管虚脱という、

気管がつぶれてセキが出たり、呼吸が苦しくなる病気があります。

 

気管は柔らかいホースをリング状の軟骨で支えている構造になっています。

 

特にポメラニアン、ヨーキーなどのトイ犬種は軟骨が変形しやすく、気管がつぶれてしまいます。

これを気管虚脱と言いますが、気管虚脱は多くは5~6歳以降の中高齢期に発症します。

 

気管虚脱はつぶれる部位によって症状の差異があります。

 

気管は頚部気管と、胸腔内の胸部気管に分かれます。

 

紙で筒を作り口に当て、息をする仕草を想像してください。

 

頚部の気管虚脱は息を吸うときにつぶれ、はくときに広がります。

100811_1111~01.jpg

↑ 黒くて太かったり細かったりするのが気管です。 

 

胸部の気管は息を吸うときはつぶれず、はくときの圧力でつぶれます。

100811_1109~01.jpg

特に胸部の気管虚脱は呼吸困難になり命にかかわります。

 

気管虚脱の子は、できるだけ呼吸困難にならないように、

暑くならないようにする、

興奮を避ける、

ことが必要です。

 

また胸部気管虚脱では、手術時の気管チューブが症状を悪化させることがあります。

極力手術は避けるべきです。

 

ちょっと難しい話だったかな

 



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