長良動物病院

what's new? 病院インフォメーション 病気と予防について スタッフインフォメーション コラム medical office フォト スタジオ リンク

院長コラム
■院長 谷川のコラムのページです。
殺鼠剤中毒 [2003/06/27] ↑TOP

昨日殺鼠剤(さっそざいと呼びます:ネズミ駆除剤)を食べてしまったであろうワンちゃんが、元気がないということで来院されました。みえたときにはすぐに横たわってしまって、少し動くと呼吸が荒くなる状態で、命の危険性もありました。
殺鼠剤には何種類かあるようですが、その中のクマリン系という薬剤は血液の凝固を阻害するためあちこちから出血しやすくなります。ちなみに今回のワンちゃんは尿、皮下に出血が見られました。今のところ輸血して元気、食欲は出てきてくれていますが、今後も要注意だと思います。
殺鼠剤はネズミが食べやすくするようにおいしく作られているため、ワンちゃんもついつい食べてしまうことが多いです。みなさんもご注意してください。

よくある質問PART2 [2003/06/25] ↑TOP

特に仔犬を連れて見えたときに「うちの子ウンチを食べるんです」と心配される方が多いです。よく寄生虫がいる、とか、食事が足りない、とか言われることがありますが、本当の原因はワンちゃんに聞いてみないとわかりません。実際ウンチを食べた口でペロペロされるのはちょっといやですね。この癖を治すのには根気がいりますが、まずはウンチをしたらその都度片つけること。そんな時間ないよ、という方はウンチをした後にちょっとしたごほうびを与えてください。ウンチをしたらごほうびをもらうという条件反射をつける方法です。あと強引な方法ですが、ウンチをしたらそのままおいておいて、そこに辛子やタバスコなどをたっぷり付けてください。身をもって教えてあげる方法です。ワンちゃんはちょっとかわいそうですけど。ちなみにうちのラブラドールのハニーは辛子を涙流しながらたっぷり食べていました。
次に犬に草が必要か、という質問ですが、外に生えている草には病原菌がついていたり、これからのシーズン除草剤がついていることもあります。よく草を食べてから調子が悪くなったといわれる方が多く、草は与える必要はないと思います。以前、草を食べたワンちゃんが腸閉塞を起こして手術したということもありました。皆さん注意してください。

最近多いこと [2003/05/19] ↑TOP

今フィラリア予防のシーズンで多くの方が見えますが、その中で多く相談を受けることがあります。
一つは皮膚にしこりができた、と言われ見てみると、マダニが血を吸って大きくなっています。マダニは吸血するとき皮膚にくっついているので、無理に引っ張ると頭が皮膚に残ってしまい、そこがしこりになることもあります。もしマダニを見つけて取るときには、頭をピンセットのようなものでつまんで、ゆっくりとってください。またはダニをくっつけたまま連れてきてください。またダニの駆除、予防には簡単な塗布薬や、ノミダニ駆除の首輪が有効です。
もう一つは特にワンちゃんのオスのタマタマ(睾丸)がひとつしか触れないもの。これは陰睾(潜在睾丸)といって将来腫瘍化することが多いです。通常は生後2〜3ヶ月に、腹腔内からタマタマの袋(陰嚢)に降りてきますが、腹腔内にとどまったままになったり、陰嚢の手前の皮下にとどまってしまうことがあります。そのような場合は早めに去勢手術を考えてあげたほうがよいでしょう。ちなみに今日は陰睾が5件ありました。
またよくある相談など、ご紹介していきますね。

腎不全 [2003/05/08] ↑TOP

先日、おしっこの出が急に悪くなったゴールデンレトリバーが来院されて、調べてみたら腎臓が悪くなっているのがわかりました。経過と症状から、非常に予後の悪い急性腎不全と判断して治療に入りましたが、この病気の場合ほとんどが治療に反応せず、悪い結果を招いてしまうことが多いものです。飼い主さんもとても落胆されて、ほとんど絶望的な状態でしたが、飼い主さんの献身的な気持ちが通じたのか、ワンちゃんはみるみる回復して、元気に退院していきました。私も半分信じられないような。とてもうれしかったです。

予定通りにはいかない [2003/04/11] ↑TOP

昨日、手術が2つありました。脇の下に腫瘍ができていたワンちゃんと子宮蓄膿症といって子宮の中に膿がたまったワンちゃんの手術でしたが、脇の腫瘍のワンちゃん、いざ取ってみると結構腫瘍の深さと幅が広く、皮膚を縫い付けることができなくなりました。そこで皮弁といって、近くの皮膚をずらして皮膚の欠損部を埋める手術を併用しました。これで結構時間がかかってしまい苦労したのですが、続いて行った子宮蓄膿症では、開腹してみると子宮が破れて膿が腹腔内にもれて腹膜炎を併発していました。通常は30分ほどで済む手術のはずが、腹腔の洗浄を行ったら結局1時間30分かかってしまいました。どちらとも予定外だったので、終わってみると疲れがどっと来ました。どんなことでもそうですが、予定通りには行かないもんですね。

心新たに・・・ [2003/04/01] ↑TOP

桜も満開となり春本番になってきました。個人的にはこの時期が一番好きです。毎年この時期になると新しい社員が入ってきますが、今年は新しい女性の獣医さんが入ってきました。といっても以前からアルバイトで当院にはいましたが。またよろしくお願いいたします。
この間K−1の試合でボブサップが無残な負け方をしてしまいました。愛嬌はあるのですが、格闘家としてはちょっと気を抜きすぎてましたね。本業をおろそかにしてはいけないという見本のように感じます。私も気を引き締めてがんばります。
戻る 次へ

COPYRIGHT

このサイトに掲載されている全ての写真及びグラフィックデータの著作権は、長良動物病院に属します。
これらのファイルを複製したり、他のネットへ転載することを堅く禁じます。